ケータイ・スマホ使い方発見キット
このキットは、ケータイを使う目的を自覚して、使う理由を考え話し合う事を目的に開発しました。ケータイの話をしたいけれど、なかなか話題が無い。どのように話したらいいか、きっかけが欲しい。そんな皆様のお悩みも解消されます!
このキットを通じて親子や友達とケータイとの向き合い方について理解を深めてください。
このキットの使い方は簡単です。目的カードを台紙の上になんとなく並べます。あとは、どうしてそこに置いたのか色々な質問を立てたり、説明したりしながら、対話をするだけです。
なんとなく話しているうちに、自分の使い方の特徴に気付いたり、お子さんの利用目的がみえてくるなど、意外なほど話が弾みます。
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開発の経緯
「ケータイ・スマホ使い方発見キット」は2015年3月に、独立行政法人科学技術振興機構社会技術センター(RISTEX)研究事業「統合実装型プロジェクト」の研究成果として誕生しました。
当時はスマホ普及に合わせて全国各地でルール作りや家庭での話し合いなど、これまでよりもより対話的な取り組みが注目され始めた頃でした。話し合いによる指導の特徴は、個々の生活実態に合わせた柔軟な指導が可能なことですが、話し合いのきっかけづくりや進め方が難しく保護者や教師の指導力が試されます。
当協会はこの問題を乗り越える方法として、スマホ使用者の動機に耳を傾け、動機から使用実態を予測する指導方法を開発しました。「ケータイ・スマホ使い方発見キット」は使用者の動機を可視化して、動機の目的性を話し合いながら具体的な使用実態を想像し、必要なルールや注意点を予測することを実現した全国初の指導法です。
▲使い方発見キット(初期型)
関連情報
・独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター(RISTEX)https://www.jst.go.jp/ristex/