子どものケータイ・ネット利用一緒に考えてみませんか?

八王子市立中学校PTA連合会(ケータイワーキンググループ)の取り組み

八王子市立中学校PTA連合会(ケータイワーキンググループ)の取り組み

 2014年度後半より、八王子市立中学校PTA連合会「ケータイ利用問題対策ワーキンググループ」の支援を通じ、保護者(PTA)主導による地域協働の活動モデル作りを進めています。この取り組みは「研究開発成果実装支援プログラム(成果統合型)」の対象地域として関わり、その後は市内の講演や研修による収益を使って行っています。
 これまでに次のような取り組みを行ってきました。

・携帯電話等利用実態調査(2014年3月)

 市内20校の中学校に協力を依頼し、アンケート調査を行いました。この調査では、各学校の実態把握だけでなく、親の意識や端末の所持率を地図上に並べ、地域特性を分析しました。調査データはPTAや学校と共有し、地域性と情報端末の利用状況の比較など実態の把握に役立てました。

・PTA主催事業や学校行事としての講演活動

 2015年4月以降、2017年3月までの二年間で述べ20回の講演を行いました。

 

 

・中学生ミーティング開催

 2016年1月、第一回中学生ミーティング「ケータイ・スマホがある生活を考えよう」を実施しました。この取り組みは中学生代表と保護者代表が対談することで、ケータイ・スマホに対する双方の考えや言い分を確認しながら、本質的な課題について考えていくことを目的としています。おそらくこうした親子対談式の催しは全国的にも珍しいのではないかと思います。
 この企画は2017年1月にも行いました。

 

 

・冊子制作

 2016年3月、これまでのワーキンググループの活動のまとめの意味も込めて、冊子を制作しました。印刷は教育委員会が協力してくださり、市内小中学校を対象に4万部配布しました。

 

・東京SNSルールの取り組み支援

 東京都教育委員会は2016年度の取り組みとして「東京SNSルール」の策定を都内全公立小中高校に求めました。そこで、ワーキンググループ制作の小冊子とセットにしたワークシートを作成し教育委員会を通じて各学校へ配布しました。
 また、年度末にはルール作りの取り組みに対するアンケート調査を行い、事後評価をしました。

・大人向け啓発動画制作

 大人は子どもの鏡と言われるように、まずは注意する側に立つ大人が手本を示すべきではないでしょうか?
 子どもばかりスマホ利用のルールや使い方の指導を受けていますが、実のところ私たち大人の使い方も問題です。子どもには夜は使うなと言いながら、自分たちは夜中まで子どもの前で使っている・・・そんな姿を子ども達はどのように見ているでしょうか?

 

 

 

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